大学改革支援・学位授与機構は、全国の大学のご協力を得て実施した、令和3年度「学位に付記する専攻分野の名称に関する調査」の結果(調査対象809大学、回答数760件、回答率93.94%)を公表しました。
学位に付記する専攻分野の名称に関する調査結果(*)
日本では現在、学校教育法の定めにより、大学と当機構が、学士、修士、博士の学位を授与することとされています。平成3年度以前は、学位の種類として修士28種類、博士19種類が定められていました。また、学士は学位ではなく称号として扱われ、同様に29種類が定められていました。その後、平成3年度の法令改正により、学士は学位とされ、学士、修士、博士の各学位の授与に当たっては大学と当機構がおのおの適切な専攻分野の名称を付けることになりました。したがって、学位に付記する名称には、各大学が設計した教育課程の個別性を反映して多様性が生まれています。
本調査は、日本の学位制度に関する調査研究及び情報提供を目的として、当機構が毎年、全国の大学にオンラインで調査票を配布し、回答を依頼するというかたちでおこなわれています。
(*)当機構ウェブサイトにおける公表データは、次年度調査結果公表時に、上書き更新されます。